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ハルコさんの人間性

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出典:https://pin.it/2ME8HPe

 ハルコさんの人間性がすごいと思う話。
ハルコさんとはあの有名なバスケ漫画スラムダンクのヒロイン"赤木晴子"さん。
最近アニメを見始めた物凄くにわかのわたしが気になっているハルコさん。

 アニメや漫画をそれなりに嗜んできたわたしは、漫画好きでなくともタイトルぐらいは知っているであろうあのスラムダンクを読んだことも見たこともなかった。

 見始めた理由は重要ではないので割愛するが、そのアニメをまだ11話ほどしか観ていないわたしが主人公桜木くんでもなく、当時アニメオタ女子の初恋を掻っさらった(かもしれない)と噂に聞いている流川くんでもなく、めっちゃかわいい顔したヒロイン赤木晴子が気になっている。

 

 第一印象はかわいい。
 あのリアルさをもってしてめっさかわいい顔してんな、というのが第一印象。(当時は"今のかわいい"と違ってしっかりと目、鼻、口がある作画が多いが個人的にはこちらの方が好き)

 ただヒロインといえば主人公を好きか、もしくは無自覚無意識に主人公を煽って惚れさせていく、どちらかといえば女性オタクに不人気、というイメージであるが、ハルコさんはヒロインたるヒロインとして存在していた。

そう感じた理由を少し考えてみたいと思う。

 

中身を見て惚れ込むタイプ

 まだアニメ11話しか観ていないにわかなので今後どうなるのかを知らないが、物語の開始現在は流川くんに片思いしている女の子である。

かわいい子がイケメンを好きになるのは全く珍しくはない。

 しかし理由が顔だけではなく、中学時代の圧倒的才能溢れたプレー姿を見て惚れ込んでいったことがまずポイント高い。
まあイケメンが汗を流しながら格好いいプレー姿を見せればそりゃ惚れるわ。

 

適度な無邪気さと丁寧さ

 ハルコさんのこととなれば見境無くキレるし頑張るし全くルールの知らないバスケまで始めちゃう桜木くんは、なかなか単純そうに見えて周りは苦労しているように思う。
しかしそんな桜木くんから惚れられていること関係なしに、非常に人の扱いがうまいのではないかと思う。

 そもそもバスケットボール自体を親の仇かというほど嫌っていた桜木くんを、一瞬でスポーツマンに目覚めさせたシーン。
 初対面だからか、敬語で話かけまずは自分から名乗り「バスケットボールはお好きですか?」と話題提供をするところ。

物語の進行上、少しスキンシップが激しいことや唐突な話なのは否めないが、敬語で名前を名乗ることが個人的には素晴らしいと思う。

 ちなみに桜木くんもずっと「ハルコさん」呼びで敬語なのがかわいいし好印象。この当時の男性キャラは今とは異なった女性への優しさがある気がする。

 そこで知り合ってからというものの、他の女生徒が悪い噂があると言って近づかない桜木くんに遠慮なく声をかけていく人間性
人を見かけで判断せず、噂も気にせず自分が接した面を信じているところ、そしてその噂話に同調せず自分の意見を嫌味なくはっきりと言うところは好印象でしかない。

 

肯定して諭す

 これが一番の理由かもしれない。

 バスケを知らない桜木くんがボールを手に持ったままゴール下に走ったり、基礎練習が嫌になっている桜木くんに「それは違う」とか「そんなことも知らないの」なんてことは一言も言わず、とにかく褒める。

「すごい」「すてき」「桜木くんならできる」「こういう良いところもある」と肯定から入るところは、そう簡単に真似できるものでないと思う。それを素で、顔と声の全てで伝えるところは一層すごい。

 そして次には根本としてなぜそう思うのか、なぜそれが必要なのか、どういったものなのかを優しく且つ自然に桜木くんに伝えるところは、人にものを教える立場としてとてもうまいと思う。

 

 悩みに対してネガティブすぎず、勘違いしたことや、自分の間違いを認めてしっかり謝りにいくところも素晴らしい。

 天真爛漫で行動力があることはヒロインによく見られるのかもしれないが、それに加えての礼儀正しさ、優しさ。

ただ無邪気であるだけでなく、しっかりと自分を持ってして相手を肯定する力、素直に伝える力があるとても魅力的な子だと思う。

 

 そんなハルコさんが気になることもあり、スラムダンクを今後も観ていきたいと思うし、ぜひわたしのように有名すぎて逆に観ていない人にもオススメしたい。

 ハルコさんだけではなく、ストーリーのテンポも良く、桜木くんの単純ながらも根性があり頑張っていく姿、天才でイケメンながらも性格が少しクールすぎる流川くんなど、他のキャラクターも気になるので楽しむことにする。

 

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